だめなときの方法

何をやってもダメな時はある

たちどまって見る風景はどっか淀んでる。

足踏みだけしてる時は足踏みもやめて横になる。

ああこんなんばっかだなあとか思う

こんなんばっかがあたしなのかなあとかとも思う

いつもいつもすぐに手を失うけど

いつもどっかに手はある

生きる道なんてどうにでも転がるし

どうかしても転がるし

運命だとか奇跡だとか偶然だとかいうけど

動けば動くだけ運はつくし刻々と変わる

誰が悪いとか自分が悪いとか

そういう事じゃなくて

自分はツイてる！！とか思ってれば

運は回るそんな気がする

止まる時期は止まる

始まるときは始まる

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終わっていく哀しみと

始まる前の哀しみと

常に転がる哀しみは

違うようで湧き出る場所は同じ

厳しい風にあてられたら

難しい事ばかり考えてしまって

どうもだめね

見通しのたたない日が続き

誰かのいく末を

勝手にねがう日が続き

きれいなものでも見に行きましょうかと

誰かのてを引き

当ても無くぶらぶらと

見えてきた海があまりに綺麗だったなら

わたしは声も出せずに

鳴いてしまうかもしれない

わたしはその手に

縋るように力を込めてしまうかもしれない

ビードロの街中で揃ったはずの足先は

一人ぶんの影。