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先週友人が留学のためドイツに行きました

来週は別の友人がフランスへ

再来月にはまた別の友人がニューヨークへ

私は日本でデザイナーとして就職。

今から四年前には高校を卒業して

二年間何もせずに淡々と生きたりして

やっぱりあきらめきれないと夜間部の専門学校に

入って

昼働いて、夜学校、課題やって、を繰り返して

二年の割と早い段階で運よく就職。

あたしはその前の二年間もし普通に学校に行ったなら

もしかしたらいまここにはいないのかもなぁとおもったりタイミングとラッキーの重なりで

隣にいる人は１８０度かわったのかもしれない

瞬間瞬間の選択が気づかぬうちに

大きな違いになる。

選択するもしないも考えることも考えをやめることも

できてしまうから、もしかしたら失ったものも多かったのかもしれない。

海外にいくという選択をした彼女、彼等たちの

決断できる判断力に私は足がすくむ

それとも、わたしにはそこまで何かを得たいと思う欲望みたいなものが

足りないんだろうか。

同等すぎる時間を

思い描いた時間にするために私は

何をして、ここにいるんだろう。

何も変わってないんじゃないか、

何かかわったんじゃないか、

変わることの価値も意味も

変わらないことの価値も意味も

同等なんじゃないかと

ぐだぐだと

くだをまく何かがまだ

私にはちゃんと体を巣食ってしまっている

これを取り払って

ちゃんと前を向いていますと

心から誰かにはなせたとき

彼女、彼等が踏み出した選択の場所にやっと立てるきがする。

いつもいつも

私は出遅れるから

もっと早くと

自分を叩かなくては。